こんにちは。名古屋市千種区にあります眼科東山公園クリニックでございます。今回のブログは視能訓練士が担当いたします。

ここ最近、4月なのに夏日になったりと、急激に暑くなったりして紫外線が強いなぁと感じることもありますよね😵💦
これから益々紫外線が強くなるため、目にとっての紫外線の影響や予防方法についてお話します✨

そもそも紫外線とは何でしょうか❓
太陽から地球に届く光を太陽光といい、その中に赤外線、紫外線、可視光線(目に見える光)の3種類があり、そのうちの1つが紫外線というわけです☀️

悪者扱いされる紫外線ですが、体にとってはメリットもあります🦹✨それはビタミンDを生成するところです。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進したり、骨の形成や筋力を高める効果があり、ガンや感染症、糖尿病などの予防にも働いているともいわれています😃

残念ながら、目にとっての紫外線のメリットはありません😭
ただここで誤解してほしくないのは、紫外線単体でのメリットはないですが、太陽光は大事ということです🕵️‍♀️
お子さんの近視予防では、バイオレットライトと呼ばれる太陽光の一部(波長360〜400nm)=紫外線とブルーライトの間に位置する光のみは、近視の原因となる目の長さの伸びを抑えてくれることが分かっています✨太陽光を2時間以上浴びるように推奨されているため、学校も含めて外で遊びましょう♫

そうは言っても、やはり紫外線だけに焦点を当てるとデメリットがあります💦
目の中のレンズが濁る白内障や物が歪んで見える黄斑変性症、また、角膜炎が挙げられます😣
スポーツや登山、海水浴などアウトドアでのレジャーなど長時間強い紫外線の中で過ごすときには、サングラスを着用したり、ソフトコンタクトレンズ装用される方はUVカット付きのコンタクトを選択することをお勧めします😌

サングラスは、色の濃くないものをお勧めします🕶️
色が濃い方が紫外線をカットできると勘違いされる方も多いかと思いますが、違います‼️
むしろ色が濃いと、瞳孔(黒目)が大きく開き、より多くの光を取り込み、紫外線も多く入ってしまいます😎💦
必ず、サングラス購入の際は、色の濃さに関係なく、紫外線透過率が低いもの及び紫外線カット率が高いものを選びましょう🎵

ちなみに個人的なお話ですが、私は登山をするので、ソフトコンタクトレンズはUVカット付きのを使用し、かつ紫外線透過率の低いサングラスを愛用しています😍自然な色の見え方をしているのでお気に入りですが、ややレンズの幅が狭いので、紫外線予防のためにも次はもう少し幅の広いサングラスを購入したいです😂

紫外線と上手く付き合いながら、暑い日々を乗り越えましょう😃
気温差が激しく、これから暑い日が続きますので、くれぐれもご自愛ください😌